胃の不調・痛み

胃の不調・痛みのメイン画像

胃の不調・痛みのメイン画像

胃の不調や痛みで次のような経験はないでしょうか?

  • 胃がキリキリ痛む
  • 胃がムカムカする
  • みぞおち辺りがシクシク痛む
  • 胃がキューッと締め付けられるように痛む
  • 冷や汗が出るほどの激しい胃の痛みがある
  • 胃の痛みの他に吐き気や食欲不振などもある
  • お腹がはっている
  • すぐお腹いっぱいになりあまり食べられない
  • ストレスがたまってくると決まって胃が痛む
  • 緊張した時に胃が痛くなる
  • 風邪をひくとたいてい胃も痛くなる
  • 油物やアルコールが好きで暴飲暴食をしてしまう
  • とにかく辛いものが大好きだ
  • 病院でとりあえず薬をもらっているが実ははっきりとした原因がわかっていない

胃が痛くなると腸にも影響し、下痢や便秘などに悩まされたりします。

胃の不調・痛みとは

胃や内臓のイラスト

胃の不調や痛みは例えば食べ過ぎたとか飲み過ぎたという時などに、誰もが経験したことがあるのではと思います。

たいていの場合はしばらくすると治っていくのですが、中にはなかなか治らないような場合もあります。

胃は摂取した食べ物を消化しますが、それは自分で消化しようと意識しなくても勝手に胃が行ってくれます。

そういった意識しなくてもいい胃の働きをコントロールしているのは自律神経になります。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、それらが拮抗しながら働くことで胃や心臓のような内臓の他、血管や呼吸などの様々な働きをコントロールしています。

具体的に説明すると、胃では摂取したものを消化するために自律神経が胃液の分泌をコントロールしています。

胃液には胃酸(塩酸)、粘液、ペプシノーゲンの3つの成分が主に含まれています。

胃酸は食べ物を溶かしたり細菌を殺したりできるような強い液体になります。

粘液は胃の粘膜をコーティングし、胃酸から胃壁を保護する働きがあります。

ペプシノーゲンは胃酸と混じることでペプシンとなりたんぱく質を消化します。この分泌を自律神経が適切にバランスよく行うことで消化が行われているのです。

しかし何らかの原因で自律神経の働きが乱れてしまうと、これらの胃液のバランスが崩れ胃酸の割合が多くなってしまい粘液が少なくなってしまうのです。そうなることで胃壁の粘膜を守れず傷つけてしまい痛みが起こるのです。

胃の不調・痛みの原因

ストレスでの胃の痛みのイラスト

胃の不調や痛みは多くの場合ストレスが原因になります。先ほどの説明したように、胃の働きは自律神経によってコントロールされていますが、自律神経は大変ストレスの影響を受けやすかったりします。

自律神経は体の外の環境の変化や、体内の状態などをつぶさに感じそれに反応して胃などの内臓の働きや、血液の流れ、心拍、発汗、体温などをコントロールしているので自ずとストレスにも敏感なのです。

先ほども自律神経には交感神経と副交感神経がありそれが拮抗して働くと説明しましたが、交感神経が優位に働くと活動が促され、副交感神経が優位に働くとリラックスが促されます。

ストレスがかかると交感神経が優位になり過剰に活動が促されるような状態になり体が緊張したままになってしまったりします。

それはいわば臨戦態勢とも言えます。しかし胃が正常に働き、胃の粘膜を傷つけないバランスの取れた胃液を分泌するには、副交感神経が優位になる必要があるのです。

ストレスの影響で交感神経が優位のままの状態が続くと胃酸が多く分泌されてしまって粘液の分泌が少なくなり、胃の粘膜を傷つけ炎症を起こしてしまうのです。

ストレスの他にも暴飲暴食も原因になることが多いです。例えば脂っこい食べ物や、アルコール、トウガラシのなどの刺激のある食べ物など、消化にくい食べ物を日常的に多く摂取した場合、そういったものを消化するために胃酸が多く分泌され粘膜を傷つけてしまったりします。

ピロリ菌も胃の不調や痛みの原因になることが大変多いです。

胃酸は細菌を殺すことができますが、ピロリ菌は特殊な酵素を出すことで胃の中でも生き延び胃の粘膜を傷つけるのです。

また最近増えている胃の不調があり、それは機能性胃腸炎(機能性ディスペプシア)と言います。

これは胃や胸のあたりに胃痛や不快感があるものの、病院でレントゲンなどの検査を受けてもみてもこれといった原因が見つからないのです。

やはりこれも自律神経の乱れであったり、ストレスが影響していると考えられています。

他にも胃の不調や痛みがある場合は、胃の筋肉がけいれんを起こす胃痙攣の場合もあります。この場合、冷や汗をかくほどの強い胃の痛みが数分から数時間起こったりします。

さらにそれだけではなく、吐き気や食欲不振、下痢などの症状も現れたりします。やはり胃痙攣の原因もストレスであることが大変多いです。

胃の不調や痛みは誰の身にも起きうるありふれた不調になりますが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などが原因になっている場合もあります。

特徴的な症状として胃潰瘍ですと食後の胃痛が現れます。十二指腸潰瘍ですと空腹時の胃痛が現れます。

この場合も多くのはストレスが原因となりますが、ピロリ菌や鎮痛剤などが原因となったりもします。

ストレスをためやすく、今回もパートと家事のストレスで胃の痛みが出ました。

滋賀県甲賀市40主婦(仮名 高岡静香様)

重野先生いつもありがとうございます。

私は、社会人になってから胃の調子が悪くなることがよくありました。

ストレスをためやすい方だと自分でもわかっているのですが、どのように対処したらよいのかわからず今になります。

今は結婚して家事やパートでゆったりと仕事をしていますが、日常生活やパートなどで嫌な事や悩み事があると胃が痛くなります。

酷い時は背中なども痛くなり本当に辛かったです。

重野先生と話すようになり心が少しずつ軽くなり何事も軽く考えるようになりました。

そうするといつの間にか胃の不調もでることがなくなりました。

またストレスがあっても以前とは比べ物にならないくらいに流せるようになりました。

いつも整体と為になる話をありがとうございます。

重野整体院