産後うつ

産後うつのメイン画像

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産後のうつに悩むお母さんの画像

産後うつは文字通り赤ちゃんを出産後のお母さんが患ううつ病になり、次のようなことに辛さや苦しさを感じます。

ろくな睡眠をとれないまま授乳やオムツ交換に追われているけれども全然うまくできてるように思えない。

  • とにかく疲れがたまりすぎている
  • この辛さを吐き出せる人が一人もいない
  • 夫や親などに頼れなくて一人で赤ちゃんのお世話をしているが限界が見えてきている
  • 赤ちゃんが生まれてきてくれて幸せなはずなのに、気分が落ち込んでしまっている
  • ふとした時に自然に涙が流れている
  • イライラして赤ちゃんがかわいくないと思ってしまう時があって、そんな風に思ってしまう自分にもショックを受けている
  • 性欲が全くなくなったので夫をさけてしまっている
  • 食べないといけないと思ってはいるけれど食欲がわかない
  • 気が付くと夢中で食べていて食べ過ぎてしまっている
  • 赤ちゃんが泣いていても眠り続けてしまっていた
  • 私は母親には向いていない、いや、なれないと思ってしまった
  • 正直もう何もしたくなくて全てが終わってしまったらいい、いっそのこと終わらせてしまおうかと思ってしまう
  • いつか赤ちゃんに手をあげてしまいそうな自分が恐ろしい

産後うつとは

赤ちゃんの画像

産後うつで追い詰められてしまう心情は、同じように出産を経験し子育てをしてきた人には誰にでも痛いほどわかるようなことだったりします。冒頭にあげた数々の苦しみは大なり小なり多くの方が感じ、それが産後うつに発展するかどうかというのはギリギリのところだったりするからです。

それでも赤ちゃんの可愛さや成長に支えられ、大変大きな喜びも日々与えられるので何とか踏みとどまれたりもします。しかし、中には、それはわかってはいても心が晴れることがなく、一日中気分が落ち込むようなことが長く続いてしまう場合があり、そうなると産後うつに発展してしまいます。

症状としてはうつ病と同じように、気分の落ち込みや憂鬱感、何もしたくなくなるような無気力感、眠れない、もしくは眠りすぎる、食べれない、もしくは食べ過ぎるなどがあげられます。

しかし、一般的なうつ病と違うのは対処のしにくさにあったりします。産後うつだと自分のペースで病院に通って、薬を飲んで、しばらく休養を取るということがしにくいのです。産後うつが疑われて何とかしようと思っても、日々四六時中赤ちゃんのお世話があり、自分が病院に行く時間もなかなか確保できません。たとえ病院に行けたとしても授乳中は飲める薬も限られてしまったりもします。ゆっくり休養を取るにも赤ちゃんのお世話をストップするわけにもいかずなかなか休めません。

疲労もたまり以前のように頭も回らなくなったりして、どこかに助けを求めるという発想ができなくなるような精神状態に陥ってしまう場合もあります。そうなるとさらに一人で追い詰められて産後うつを深刻にしていってしまったりします。

産後うつの改善には周囲の協力が大変重要になります。夫、自分の親、義理の親、友達などの手伝いや理解によって改善に向かうこともありますが、多くの場合、そういったことがかなわないために産後うつになってしまっていたりします。ですので地域によっては保健師が産後の親子の家に訪問する時、産後うつの兆候を見逃さないようにし、支えていく取り組みがなされていたりします。

産後うつの原因

女性の画像

産後うつの原因はまだはっきりとはわかっていませんが、原因である可能性の高いものはたくさんあります。そういったものが複合的に合わさって産後うつが発症しているということが考えやすかったりします。原因ではないかと考えられているものをいくつか次にあげてみます。

  • これまでにうつ病、不安障害などの心の病気を患ったことがある
  • 家族の中にうつ病を患っている人がいる
  • 睡眠不足で疲労がとれず蓄積している
  • 妊娠ホルモンの急激な減少による憂鬱感の持続
  • 夫との関係がうまくいかず協力が得られない
  • 誰にも手伝ってもらえない状況
  • 話し相手がいない状況
  • 授乳や寝かしつけが思うようにうまくできない
  • 生活に困窮している

このように様々考えられますが、やはりこれまでにうつ病などの心の病気を患ったことがあるというのが、中でも発症の可能性を高めると考えられます。うつ病になりやすい人の特徴として、真面目で責任感が強いということがあったりします。大変素晴らしい性格とも言えますが、行き過ぎるとうつ病などを発症しやすくなるのです。

そういった性格もありうつ病になったことのあるようなお母さんには、初めての子育てへのプレッシャーが精神的に大きな負担になるほど強くなってしまう場合があります。「みんなも同じような経験をしてそれを乗り越えてきている」「親なんだから赤ちゃんの可愛さや成長の喜びが子育ての辛さを上回るはず」など、そうあるべきで当たり前のはずなのに、自分がなかなかそうはうまくできなかったという時、大きく自信を無くし産後うつを深刻にしてしまったりします。

楽しいはずの育児が、産後うつで辛く感じていました。

滋賀県東近江市20代女性(仮名 生田美優様)

重野先生いつもありがとうございます。

私が重野整体院さんにお世話になったきっかけは、赤ちゃんを出産して1ヵ月たったころに気分が浮き沈みしたり、家事や育児が楽しいはずなのに、すごく辛く感じて誰かに話したかった

からです。

夫の仕事で、滋賀県にきて知らない人ばかりのなかで出産を迎えました。

出産した後も、赤ちゃんとの楽しい生活をイメージしていたのですが、頼る母親もいない状況がとても辛く感じ、イライラしたり夫にきつく当たるようになりました。

そんな時、夫がネットで重野整体院さんを見つけてくれて知らない土地で不安でしたが夫に休みの日に赤ちゃんを預けて整体を受けることにしました。

重野先生は初めての来院の時に、私の為にゆっくりと話す時間をとってくださり、初めて先生に出会ったのに号泣してしまいました。

今では先生ともすごく仲良くなり元気になりましたので、号泣していたことを恥ずかしく思いますが慣れない土地に来て重野先生の存在は私にとってすごく大きかったです。

赤ちゃんを連れて行くようになってからは先生の奥さんにもすごくお世話になりました。

すごく感謝しております。

産後うつ病でお悩みの方へ、院長からの一言

こんなはずじゃなかった。

子育てのイメージは、もっと楽しいはずだった。

もしあなたがこんな風に悩んでおられるのであれば、ぜひ御相談下さい。

急に色々と環境や状況、親としての責任などいろいろ重なると身体や心が疲れてしまうのは当然です。

あなたは悪くありません、本当に良く頑張っておられると思います。

重野整体院